親御さんの「どうしたらいいんだろう」を解決し、
親御さんが自信を持ってお子さんをサポートできるようになるための講座です

こんにちは。札幌にある「不登校のお悩み専門カウンセリングサロン ここから」の森内です。

講座ページをご覧いただきありがとうございます。

私は元教員で、現在は心理カウンセラーとして不登校や学校、お子さんについてのお悩み相談を受けています。私が不登校や学校が辛いお子さんに向けたカウンセリングを行うまでの経緯につきましては、こちらのページに書いていますので、よろしければご覧ください。

本講座は、教員経験や心理カウンセラーとしてご相談を受ける中で、親御さん達の「どうしたらいいかもうわからなくて…」という切実なお声を受けて、その不安を少しでも解消できるような知識が身につけられる講座を作れないかという思いから作成しました。

私自身、教員経験の中で知識や経験のなさから、子どもに適切な接し方やサポートができなかったことがありました。それが子ども達の辛さを生んでしまうきっかけになったこともあります。心から申し訳ないと思うとともに、もっと自分に知識があればととても悔しくなったことを忘れません。

そんな失敗の悔しさを原動力に、これまで不登校に関わる知識を増やしてきました。

本講座は、要点を絞った不登校の知識を親御さんに知っていただくことで、

親御さんの不安を解消すること
親御さんが自信を持って適切なサポートをしやすくなること

で、子どもも効果的に回復できるようになることを目指して作成しています。

このページもそんな思いを込めて書きましたので、だいぶ長くなってしまい読むのが大変かと思いますが、ご覧いただけましたら嬉しいです。

なぜ不登校は早期の対応が重要なのか

お子さんが学校に行きたがらなくなった時、「どうしたらいいんだろう」と思った瞬間に、親御さんに受けていただきたい講座です。

なぜなら、不登校への対応は早期の適切な対応が最も重要だからです。

子どもが学校に行きたがらなくなった時、周囲としては「まだ始まったばかりだから大丈夫だろう」と考え、数日は様子を見るようになることが多いのですが、学校に行かないという目に見える行動は始まったばかりでも、子どもとしては学校に行かなくなる以前からすでに頑張って耐えていた状態なのです。

学校に行けない理由のイラスト

不登校という行動に現れた部分は、子どもの中での氷山の一角に過ぎず、周りからは見えない様々な思いを抱えた結果として不登校という行動につながっているのです。

また、子ども自身もなぜ学校に行けないのか分からないというケースもあります。

カウンセリングに来て初めて、以下のような自分の中にあった精神的な疲れに気づくことも多いです。

  • 無意識のうちに周りに合わせなければと思う緊張感で精神的に疲弊していた
  • 常に考えていることなので自分にとっては当たり前になっていたが、常に成績が良くなければというプレッシャーが自分自身の中に強くあった
  • 学校に会いたくない人がいて、その人に会う度怯えていた

このように、意識的か無意識的かを問わず、子どもの意識の中では、不登校になる前から我慢してきたことや耐えてきたことがあるので、そこからの心の回復には時間がかかります。

ですから、見守ることは必要なのですが、心の回復に時間がかかるにつれて親の方が心配になり、「もうそろそろ学校に行ったら?」と声をかけてしまったりすると、子どもの心は家も安全な場所ではないと認識し、心の回復がさらに遅れてしまうことがあります。それが不登校とその長期化へとつながってしまいます。

適切な対応を知らないことで起こり得ること

このように、心の回復の方法や適切な接し方を知らず、ただ様子を見守るだけになってしまったり、心を不安定にする声かけをしてしまうと、さらに心の回復に時間がかかってしまうだけでなく、時間を要している間に学習の遅れや人間関係などの不安が次々と大きくなっていく感覚に襲われ、学校復帰はおろか、悩みが増えてしまうので心の回復すらもきちんとできないことが多くなってしまいます。

不登校のループの画像

適切な接し方を知り、実践することで、このような負のループを防ぐことができます。

適切な対応をすることで得られる効果

不登校は、時間の経過とともに変化する心理的状況とそれに伴う行動から、回復過程を4段階に分けて考えられます。

① 前駆期

なんらかの要因で心理的安定から右下がりに落ち込み、登校が難しくなるまでの期間

《子どもの様子》
理由なくイライラする・億劫な気持ちやだるさが抜けない・理由のはっきりしない不安感がある

② 進行期

不登校が始まり、心理的落ち込みが激しくなる。落ち込みが底で安定するまで、本人や家族にとって一番苦しい時期

《子どもの様子》
学校に行けそうで行けない・対人不安や不信・恐怖や緊張・孤独感がある・生活リズムが不安定になり昼夜逆転・外出したがらなくなり家でのひきこもり生活が中心となる

③ 混乱期

落ち込んだ状態が固定化してしまい、改善の見込みが立たず時間ばかりが経過する期間

《子どもの様子》
ひきこもり・親が自分を受け止めてくれるか確認する行動・幼い行動をする・暴力

④回復期

心理的状態が改善され、心にエネルギーが溜まりだし、一人で外出が自由になってきたとき

《子どもの様子》
一人で外出できるようになる、学習などにも意欲が出てくる・前向きな変化が加速する

これらの不登校の段階について、短期間のうちに不登校が終わる場合と、長期間の不登校が続く場合との回復過程の違いを図に表すと以下のようになります。

参考:牟田武生(2003年).『ひきこもり/不登校の処方箋〜心のカギを開くヒント〜増補版』オクムラ書店.121-143

この時、短期間のうちに不登校が終わる場合と、長期間の不登校が続く場合では何が異なるかというと、

  • 進行期の心の落ち込みの深さ
  • 混乱期の長さ(回復期に入るまでの期間の長さ)
  • 心理的負担の大きさ

などが異なりますが、これらは周囲の接し方次第で変えることができる要素です。

進行期の心の落ち込みの深さは、どのような見守り、言葉がけをするかによって深さが変わりますし、混乱期の有無や回復期に入るまでの期間の長さも、どのようなサポートをして行動を増やしていくかで変わります。

それらの、接し方やサポートの方法によって、心の落ち込みが深くなり過ぎず、早期に回復へ向かうことができれば、心理的負担も小さくて済むことになります。

そのように、適切な接し方、関わり方をすることで以下のような効果が見込まれます。

  • 回復までの期間が短くなる
  • 混乱期の長期化を防ぐことができ、家族や周囲の疲弊の予防にもつながる
  • 回復までが早くなり、混乱期が短いことで、心理的負担も小さくて済む

ですから、不登校への対応は、早期に適切な方法を知って対応することが大切なのです。

適切なサポートをするために学ぶこと

不登校の子どものサポート方法について知ろうとすると、様々な情報や方法を目にすることが多いと思います。本講座では幅広い方法を知っていただくよりも、要点を絞ってできるだけ短い期間で学習を終え、早期に実践に移していただくことを重視しています。

そのため、本講座では、以下の2つに要点を絞ってお伝えしています。

一つ目は、どのように子どもが不登校から回復していくのかを知る内容

二つ目は、そのために家族としてどのようなサポートができるのかを知って実践するための内容 

どのように子どもが不登校から回復していくのかを知る内容

1.不登校の子どもの心の状態とは

不登校の子どもの心の状態と、そこから生まれる行動について学びます。

不登校の子どもがなぜ部屋に引きこもりやすくなるのか、どうして周りの人との接触を避けるのかを知ることで、子どもがそうした行動を取った時にも親側が悲しみや怒りの感情に支配されにくくなります。

さらに、子どもが周りとの接触を拒むような行動を取った時にはどうすればいいのかも学ぶことができますので、感情に支配されずに適切な接し方がしやすくなります。

2.行動するための気力を生み出す方法

不登校の子どもに多い、「布団から出られない」「何もする気になれない」「何となく体調が悪い」「頭痛や腹痛など体に痛みを感じる」「生活リズムが乱れる」などの状態がなぜ起こるのかを知ることができます。

これらの状態は一見「甘えではないか」「嫌なことから逃げているからそうなるのではないか」と誤解され非難の対象になることも多いのですが、このような状態が引き起こされるのには心理的に理由があります。そのメカニズムを知ることで、これらの不調から回復するにはどうしたら良いのかがわかり、回復後も再度の不調を予防するために役立ちます。

3.不登校から回復する効果的な順序

登校ができるようになるにはどのような回復の順序をたどる必要があるのか、そして登校ができるようになった後にも、再度の不調を引き起こさないためにどのように生活することが望ましいのかを知ることができます。

ここでは、わかりやすくするために登校までとその後を例に挙げてお話ししていきますが、もちろんその子その子によっては登校以外の道を目指す場合もあります。そのような時にも応用して考えられる成長の基礎を学ぶことができます。

家族としてサポートを実践するための内容

4.傾聴の必要性とポイント

  家族ができるサポートの基礎として傾聴について学びます。なぜ傾聴がサポートの基礎になるのかの理由や、傾聴の技術についても学ぶことができます。また、「ただ話を聴くだけでは子どもを甘やかすことになってしまうのではないか」「しつけができなくなるのではないか」といった疑問も解決できる内容となっています。

5.傾聴するためのストレスケア

  傾聴を始め、子どもをサポートするためには、親にストレスが溜まることは避けられません。しかし、それを溜める一方では、サポートをする余裕が失われ、適切なサポートをすること自体が難しくなってしまいます。そこで、親自身のストレスケアをしながら子どものサポートをしていくためにどのようにしていけば良いのかを知り、実生活での実践に繋げていきます。

これらの内容を4日間、計16時間で学びます。

※必ずしも連続4日間ではありません。スケジュールは講師との相談となります。

これらの内容を学ぶことで、回復までの道筋を立てながらサポートができるようになり、お子さん本人もご家族の方も不安を少なくして回復に向かうことができるようになります。

さらに、

  • 休ませたらますます学校に行けなくなるのでは…
  • 学校に行きたがらない、勉強したがらない、無気力な子どもとどのように接したらいいのかわからない…
  • 子どもを休ませるのが大切なのはわかるけど、ずっとこのままだとわがままな子になってしまうのではないか…
  • 自分自身心がいっぱいいっぱいで辛くなる時がある。どこまで子どもを優先すべきなのか…

といった不安や悩み事に対して、心理学的視点から考えられるようになります。

まずは無料説明会へお越しください

ここからのカウンセリングを受けられたことのない方も受講できます。

まずは、どのような経緯でこの講座に興味を持ったのか、今困っていらっしゃることは何か、学習の動機をお伺いしながら、しっかりと学んだ知識を使っていただけるようにサポートいたします。

無料説明会の内容(所要時間:1時間程度)

  1. 講座内容についての詳しいご説明
  2. 講座受講スケジュールの確認
  3. 学習方法や内容についてのご質問へお答え
説明会のイメージ画像

ご興味のある方は直接カウンセラーにお伝えいただくか、こちらから無料説明会をお申し込みください。

講座情報

不登校について学ぶ講座
講座価格:129,800円(税込)

運営会社:不登校のお悩み専門カウンセリングサロン ここから(運営元:ラフィール)

知識編4時間×3日、応用編4時間×1日 計16時間
テキスト代込み

グループレッスン:お一人当たり99,000円(税込)

ご家族やご友人をお誘いいただいて一緒に参加していただくこともできますし、こちらで実施している無料説明会で同時期の受講希望の方がいらっしゃった際にマッチングさせていただくことも可能です。※グループレッスンは主に平日に実施いたします。

お仕事などをされていて柔軟なスケジュール調整をご希望の場合は、個別レッスンの方をお勧めさせていただいております。

お問い合わせはこちら

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もしくは

《mail》 cococara@lafeill.jp

担当カウンセラーよりご返信いたします。

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